エイコン(ACON)の血糖値測定器を使って血糖値をコントロール
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私が感じた糖尿病の症状

ブランコに乗る中年男性

 

糖尿病ならはっきりとした身体の異常を感じる前に、血糖値をコントロールすることでリスクを回避出来ます。糖尿病自体は完治しないので、なるべく症状を悪化させないようにすることが大切です。糖尿病のどの段階での治療を開始したのかが、その後の状態へ大きな影響を与えることになります。

 

糖尿病は自覚症状が乏しいと言われますが、今振り返ってみると私が感じてた症状は糖尿病の症状であることが明らかでした。いつも疲れやすくなり、喉が乾いてトイレに行く回数が増えました。どちらもお酒や年齢のせいだと自分で納得させていましたが、紛れもない糖尿病の症状です。

 

糖尿病のせいで血液中の糖分濃度が高くなると、身体は濃度を薄めるために水分を飲ませようと働きかけます。その影響で喉が異常に乾きます。今度はトイレの回数も増えます。

 

晩酌をしていると昨日飲んだせいかな?と、都合がいいように勘違いしてしまうので要注意です。今の私は血糖値測定器のおかけで血糖値をコントロールできるようになり、疲れやすさも解消されました。糖尿病になるとミネラルが排出されやすくなります。疲れやすくなる上に疲労感も取れにくくなります。

 

脳に流れる血液の量も減るので、24時間だるさを感じていたと言ってもいいほどです。これも「年のせいだから仕方ないな」とあきらめていましたが、血糖値コントロールに成功してからは頭の中がクリアに戻りました。その他食欲はあるのに体重が減り続ける、むくみやすくなる、冷えやすくなる、抵抗力や免疫力が落ちて細菌に感染しやすくなるなども決して楽観視出来ない糖尿病の症状です。

 

合併症の症状チェック

糖尿病の症状は、糖尿病そのものによる症状だけではありません。合併症のせいで引き起こされる症状も同時に起こる確率が高く、意識しておかなければなりません。糖尿病の合併症が出るのは、主に目と腎臓、それに神経です。網膜症、腎症、神経障害は、糖尿病の三大合併症です。血糖値が気になる状態でものが見えにくくなったら、既に身体が悲鳴を上げているサインです。

 

腎臓異常は自覚症状が出ないので、尿検査を受けて尿蛋白を調べるしかありません。神経に関しては、手足の痺れや痛みを感じるはずです。筋肉がつりやすくなり、筋肉量が落ちて歩きにくくなるのも症状の1つです。

 

いずれにしても待ったなしの段階に突入しているので、すぐに医療機関を受診して下さい。糖尿病と同じように合併症も進行すると治療することができません。ですから発症する前に予防し、もし発病しても初期段階で病状を食い止めなくてはなりません。

 

血糖値測定器で数値の変動を把握し、数値が上がらないようコントロールすることができれば糖尿病も合併症も進行を止められます。

 

糖尿病性腎症の初期症状

糖尿病の三大合併症の1つ、糖尿病性腎症は糖尿病のせいで腎臓の機能が衰えてしまう病気です。恐ろしいことに、初期段階ではほとんど症状が出ません。尿中の蛋白の数値がわずかに上昇するぐらいです。

 

ステージ3まで進行してようやく蛋白尿が問題視され、むくみや息切れを自覚するようになります。この段階まで放置していると、高脂血症を合併する可能性もあります。血圧が上がり、血管に負担がかかってどんどん腎臓に負担がかかります。

 

気付いた時には引き返せないほど病状が進行していることも多い病気ですが、腎機能が正常な時の5%から10%まで落ちると、いよいよ透析も検討しなければなりません。全身にきつい症状が出て腎移植も考えなくてはならない状況になります。

 

身体への負担はもちろん費用の面でも一番きついのは人工透析です。何しろ1ヶ月に50万円も飛んでいく高額治療です。自己負担額だけでも15万円もかかります。手遅れになってから慌てて血糖値測定器を購入しても一度失った腎機能は取り戻すことはできません。薬が効かないので、透析か移植か。。。究極の選択を迫られます。

 

糖尿病症状チェックは足でもできる

男性の両足

 

足の異変から糖尿病の進行に気づくケースも珍しくありません。糖尿病は合併症も含め、全身に魔の手が及ぶ恐ろしい病気です。むくみや痺れ、痛みを感じたら、足に症状が出ていると疑った方がよいかも知れません。足がだるくなり、歩きにくくなって病院を受診し、糖尿病に気づくケースもあります。

 

足の切断は脅し文句ではなく年間数千人も糖尿病のせいで足を切断しています。それが現実です。足をつねっても痛みを感じない時は感覚が鈍くなっている証拠です。また、冷えやほてりにもご注意下さい。度々足がつってこむら返りが起こる時も要注意のサインのひとつです。

 

糖尿病性網膜症になると

糖尿病になって数年経っているなら、いつ糖尿病性網膜症を発症してもおかしくありません。血糖値に問題があると分かっているなら、1日でも早く行動を起こしましょう。私も担当医から失明のリスクを突きつけられ、血糖値測定器を買う決心がつきました。

 

実は成人の失明原因第一位は糖尿病の合併症です。国内だけでも毎年3,000人もこの病気で失明しています。なぜこんなに失明する患者さんが多いのでしょう。やはり発見の遅れと自覚症状の乏しさが、失明率の高さに繋がっていると考えられます。

 

ちょっとした疲れ目でもかなりイライラするのに、見えにくい状態がずっと続くことを考えるとぞっとします。完全に視力を失うことを考えると。失明に至るまでの段階でも、視界が二重になったりかすんだりして、日常生活に支障をきたすほどものが見えにくくなります。

 

人の顔も認識しにくくなります。書類もまともに読めなくなるので職を失うことになるでしょう。もちろん病院にも一人で行けなくなります。重症化すると血糖の状態に関わらず病状は悪化し続け、手術でも満足できるほど視力を回復することはできません。年齢が若いほどスピーディーに進行するため、糖尿病患者の低年齢化に伴い、働き盛りの年代で失明するケースが増えています。