血糖値測定器を選ぶ時のポイント
血糖値測定器を選ぶポイントは使いやすさと本体価格だと思っているなら、後々後悔することになるかもしれません。使いにくいより使いやすい方がよいに決まっていますし、本体価格も安いに越したことはありません。けれど、使いやすさや本体価格は、血糖値測定器を選ぶ時にそこまで問題にならないと言うのが徹底的に調べ尽くした私の結論です。
「よし、血糖値測定器を買って糖尿病の進行を食い止めよう」と決意したものの、血糖値測定器の種類があまりにも多いため比較するのも面倒になりました。多少なりとも関心がある方になら、だいたい知られているだろうなと言う有名なものだけでも20種類以上あります。日本ではテルモなど国内メーカーのものがよく売れていますが、あまり知名度の高くない海外製まで含めると何十もの種類になります。
使いやすさ・本体価格より
血糖値測定器の種類の多さに、思わず情報の海に溺れそうになりました。気を取り直して1種類1種類調べた結果、私的にはですがどうしても譲れないポイントが2つありました。本当に大事なのは、消耗品のランニングコストと買いやすさ、そして全部通販で買えるかどうかです。サイズや重量、痛みの強さ、本体価格で絞り込むのが一般的かもしれませんが、正直そういった使いやすさや本体価格は二の次でOKです。
どのメーカーも測定するのが辛いほど使いにくいと言うことはありません。本体価格もそう大きな差はありません。ところが本体の金額の差は無視してもよいほどランニングコストには差がつきます。国内メーカーのものは消耗品代が本当に高く、測定回数が多い初期はお金があっという間になくなります。
測定回数が1日3回に落ち着いてからでも、1枚120円前後のセンサーを使う血糖値測定器だと、年間で13万円以上は余裕で消えます。有名どころしか選択肢に入れていないと、単純計算でも年間5万円以上は損することが分かりました。何しろ糖尿病は予備軍も含め、一生お付き合いしなければならない持病です。長期スパンでいくらかかるのか計算した上でメーカーを決めなくてはいけません。
テルモのセンサーはネットで買えない
現在圧倒的人気を誇るテルモも調べました。国内メーカーで安心と言う要素も立派な魅力です。ただ、血糖値測定器を調べてみて私が驚いたのは「消耗品のセンサーがネットで買えない」と言う事実です。これは本当に驚きました。本体はネットで買えるのに、付属品がネットで買えないなんて。
テルモだけではなく、主要メーカーのほとんどはセンサーを通販で購入できません。薬のように服用するわけではありませんから、血糖値測定器には副作用はもちろんありません。しかしセンサーは副作用を伴う薬と同じように扱われており、薬局で購入しなければならないものが大半です。
安価にネットで全部買える海外製
購入してから後悔しないために血糖値測定器を調べ上げ、ランニングコストが安いことと通販で買えることの2点を購入の判断基準にしました。血糖値の測定時はセンサーと針もセットで使います。でも針は通販で売っているのに、センサーは別売というややこしいシステムのメーカーも少なくありません。
当たり前のように続けていくにはあまりに不便。薬局で販売しているので基本的に定価販売になりますから、有名メーカーのセンサーが高くなってしまう原因になっていると思います。対面で売るのはコストがかかります。センサー代に上乗せされているわけです。
血糖値を測定する時に使うちょっとした紙ですから、ネットで購入できる海外製なら50円以下で買えます。日本だと120円もするのはその他のコストがかかっていて、品質の高さが価格に反映されているわけではありません。例えば私が使っている格安エイコン(ACON)は精度99%なので、まったく問題ないクオリティです。ランニングコストが安く、消耗品も全部ネットで買える海外メーカーは本当に狙い目です。
センサー業界最安値は
できるだけランニングコストを抑えるためにセンサー最安値を調べたところ、50円以下で販売されている海外製のセンサーがごろごろ見つかりました。中でもエイコンは最安値の1枚39円です。他にも同価格帯のメーカーはありました。
個人輸入サイトは英語で説明されているところも多く、届いた時に入っている説明書も英語が使われていることがあります。エイコン(ACON)に決めたのは、通販サイトも変な日本語ではなくきちんと意味の通る日本語で書かれていて、国内の通販サイトとなんら変わりなく買えることが大きい理由です。
サイトと同様同封される説明書もきちんとした日本語でないと医療機器なので間違って使っては大変です。この部分でも信用できるエイコンが最終候補に残りました。センサーが安い分本体が高いのでは?と最初は思いましたが、なんとキャンペーン中で本体もゼロ円でした。本体と穿刺器、ランセット針が100本もついたスターターキットが全部無料です。本体には収納ポーチまでついていました。
アメリカの糖尿病専用商品が凄い理由
日本の糖尿病患者数は年々増加し、私もランクアップに貢献してしまったわけですが、それでも世界ランキングでは9位です。日本の3倍以上患者数が多い世界トップスリーのアメリカには及びません。
アメリカは糖尿病患者の人数が多く、間違いなく糖尿病先進国です。関連アイテムの数も多い上クオリティも高く、価格競争から値段も安くなっているので利用しない手はありません。